2010年5月16日
花公園と学校
足利フラワーパークに行ってきました。
樹齢140年の天然記念物のむらさき大藤
をはじめ、白藤、きばな藤など藤をメインにした花のテーマパークです。
天気もよく、園内は人、人、人。
藤以外にも季節の草花が咲き誇っています。
池に浮かぶお花たちもとってもきれいです。
夜になるとは花たちがライトアップされ、また趣が違い一見の価値ありです。
ついでに
足利学校へも足を伸ばしました。
ご存知のように、日本最古の学校です。
足利学校の創建は諸説ありますが、はっきりと歴史が明らかなのは、
室町時代、関東管領上杉憲実によるとされています。
また、かのフランシスコ=ザビエルにより、「日本国最大にして、最も有名な坂東(関東)の大学」と、
世界にも紹介されています。
これが有名な学校門
黒羽(現大田原市)の雲巖寺の僧、九山(きゅうざん)は直江兼続の命により、
足利学校で学び、米沢で禅林寺を開山したそうです。
宥坐の器
この斜めの器に水を入れていきます。
「水が空の時は傾き、ちょうどよい時はまっすぐ立ち、
水をいっぱいに入れた時はひっくり返ってしまう」
いっぱいに満ちて覆らないものは無いと慢心や無理を戒めた孔子の言葉です。
すぐ隣にあるのが、鑁阿寺(ばんなじ)
足利氏館として日本100名城に名を連ねています。
四方に門を設け、寺の境内の周りには土塁と堀がめぐっており、鎌倉時代前後の武士の館の面影が残されています。
足利氏といえば有名なのが足利尊氏
歴史の教科書にもでてきます。
参道には征夷大将軍足利尊氏の像があります。
足利学校から鑁阿寺へ続く道はすべて石畳、商店街はレトロな感じです。
足利は織物の町として栄えたところなので、呉服屋
があったり、手焼きせんべい屋
、甘味処
なんかもありました。
そして、ほとんどのお店には「相田みつを
」グッズがおいてありました。
なんで「相田みつを」なんだ?
調べてみたら彼は足利出身だったんですねえ。
ついでに足利出身者をさがしたら、
グラドル手島優さんも老舗の手焼きせんべい屋の娘だったりして。
漫画家のジョージ秋山さん、
マラソンの原裕美子さん、
スーパースリーのボヨヨンのコイル(40年以上前の僕が大好きだったアニメ)関敬六さん、
マツキヨ
の社長なんかもいます。
県北にいるとあまりなじみのない足利市ですが、
北関東道佐野田沼IC開通
で、高根沢から1時間で行けます。
お出かけには最適な季節ですので、1日足利の街を散策してみてはいかが?